リノベーションのヒントホテルライクなサニタリー

ホテルライクなサニタリー



顔や手を洗ったり、歯を磨いたり、着替えをしたり-。さまざまな用途で、毎日ひんぱんに出入りするサニタリースペース。心地よい空間にするには、デザイン性も大切なポイントです。



こだわりのデザインで洗練された空間に



築32年の物件を引き継いだご夫婦。ビル最上階で眺望と広さに恵まれながら、お風呂がなく洗面室は手狭で使い勝手も不十分でした。そこでバスルームの新設やサニタリーの改修などを含む全面的なスケルトンリノベーションをご決断。ご主人がこだわったのは、サニタリールームとバスルームのデザインでした。



以前の和室と押入れを取り払い、サニタリールーム・バスルームのスペースをたっぷり確保。サニタリールームには壁一面のミラーと海外デザイナーによる洗面ボウルを設け、ミラーの背面には間接照明を仕込みました。柔らかな明かりが心地よく、ルームフレグランスが香る華やかな雰囲気は、まるでホテルのよう。ご主人のこだわりと感性が光る、洗練された空間になっています。



また、広く、豪華な造りのテレビ付きバスルームは、大きな窓から光が注ぎ込み、目がくらむほどの明るさと開放感。休みの日にはビールを飲みながらゆっくりとお風呂に入り、好きなテレビ番組を観るのが何よりの楽しみだそうです。



リノベーションによって、「ホテルでくつろいでいるようないい気分」を日々満喫されているご夫婦。おしゃれで心地よい空間は、お2人らしさが薫る自慢のスペースになっています。





サニタリーをセンスよく見せるヒント



色や質感を統一する



多くの色や文字を使った洗顔剤や洗剤類などを置くと、ゴチャゴチャとした印象に。統一したデザインの容器に移し替えるだけでも、空間がすっきりします。収納ケースやタオルといった小物も、同色系でまとめるのがおすすめです。



●デザイン性を高める



タイルなどの内装材のコーディネートによって、空間のイメージは大きく変わります。一般的に洗面化粧台が多く用いられますが、造作カウンターにデザイン性の高い洗面ボウルや水栓金具を設置すると、よりおしゃれに。



●明かりで表情豊かに



洗顔やメイクのしやすい光量を確保しつつ、ミラーの背面や洗面台の下などに間接照明を仕込んで優しい明かりをプラス。洗練された空間になり、作業もしやすくなります。





サニタリーは毎日の暮らしに必要不可欠な場所だからこそ、お気に入りの空間にしたいもの。プランニングの際には、雑誌やネットで見つけた画像でイメージを伝えるとスムーズですよ。



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