リノベーションのヒント掃除をラクにする動線づくり

掃除をラクにする動線づくり



毎日の掃除で、同じ場所を何度も往復したり、作業を面倒に感じたりすることはありませんか。掃除の手間やストレスを軽減するには、生活動線から見直すこともポイントです。



生活動線と収納計画で課題を解決



約20年前に新築マンションを購入された女性。3LDKの住まいは家事や収納の効率性に課題があり、高くて手が届かない照明器具の交換や収納棚などの掃除も悩みのタネでした。



リノベーションのコンセプトのひとつが「掃除の手間を減らす」。この課題をクリアする重要なポイントが、住まい全体の「生活動線」でした。



大きく変わった点は、キッチンから洗面へ通り抜ける間に大きめのウォークスルークローゼットを設け、回遊型の動線でつないだこと。収納効率がアップしたことで室内がすっきりと片付き、掃除をする際の移動にも無駄がなくなってぐんとスムーズになりました。



また、照明は天井が低く感じないようすべて埋め込みに変更し、掃除の手間も軽減。手が届かず “使えない”“掃除できない”収納棚をなくして、用途に合わせた収納を計画しました。たくさんの蔵書は、寝室とリビングの間に壁面収納を作って床から天井まですき間なく整理。デッドスペースのない収納によって、細かいところを掃除する煩わしさからも解放されたそうです。



“掃除”というキーワードから住まい全体に視野を広げ、動線や収納を見直したことでより暮らしやすい住まいに生まれ変わりました。





掃除がしやすい動線にするポイント



●部屋から部屋への移動を減らす



部屋が細かく区切られていると、掃除機を一部屋かけるごとに扉を開け閉めて次の部屋に移動することになります。部屋数を少なくするか、開閉が簡易な引き戸やロースルクリーンなどで間仕切りするのもオススメです。



●回遊型の間取り



行き止まりがなく、両方向から部屋にアクセスできれば、掃除機やモップがかけやすくなって移動距離や時間も短縮できます。



機能的な収納



モノが散らかっていると、掃除の前に「片付け」の作業が発生します。その手間を減らすには、常に整理整頓しやすい収納計画が必要です。清掃道具の収納場所を、「使う場所」の「取り出しやすい位置」に作ることも一つの方法。思いついたらすぐに掃除できる環境を作ることで、面倒さも軽減します。



●段差のないフロア



ホコリがたまりやすく、掃除しにくい段差を解消。フロアがフラットだと、掃除機やモップ、ロボット掃除機などもスムーズに使えます。





お気に入りの空間だからこそ、常にキレイな状態をキープしたいもの。掃除がしやすい空間は、暮らしやすい生活動線につながり、生活の質をより高めてくれますよ。



◆この他にも、リノベーションに成功されたお客様の実例を事例集で紹介しています。



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