リノベーションのウラ側、すべて見せます!なるほど工事レポート Vol.3「給排水管(専有部)」編

「解体」 工事、「断熱」工事に続いて、今度は「給排水管」工事となります。リノベーションにおいて「水まわり設備」は、「断熱」と同じくらい、住み心地に関わる重要なポイントです。ココにもマルリノならではの素材・工法が使われているのです。それでは実際の給排水管工事の順に沿ってご説明します。

お部屋をスケルトン状態にすると、壁や床の下に隠れていた給排水管が出てきます。
Aは専有部の給水管なので、全て撤去して新しい配管に一新します。
Bは専有部の排水管なので、こちらも撤去しますが、この排水管は床下へ貫通しているため全ては撤去できません。
Cは共用部の排水管なので、基本的に個人で変更することはできません。

Vol.1「解体」編でもお伝えしましたが、1990年代以前のマンションでは、下の写真の様に「鋼管」が配管や継手に使われている可能性が高く、サビや漏水のリスクが高いのです。

古いマンションの給水管には「鋼管」が使用されている事が多く、年代の経過とともに管内壁、継手部分が錆びていきます。築21年のこのマンションの配管にも「鋼管」が使用されており、Aの管内壁のサビは赤水の原因に、Bの継手部分のサビは漏水の原因になります。

マルリノの配管には、積水化学が培った材料技術で開発された架橋ポリエチレン管エスロペックスという製品が使われます。
エスロペックスは樹脂製で、サビや汚れに強く、耐久性、柔軟性にも優れているため、戸建てや集合住宅にも多く採用されています。
こちらの自社製品を使用した高品質の配管システムで見えない部分の給水給湯管も一新します。

配管材だけではなく、配管を連結する工法も変わります。従来の「分岐工法」は、水まわり設備(キッチン、洗面、トイレ)ごとにメイン管から枝管に分岐する継目があるため、継手部分の劣化による漏水リスクがあり、給水量も不安定です。
また、従来の「分岐工法」は施工現場でパイプを切り、その場でねじ切りをして継手と繋いでいました。この作業は職人さんの技量により、どうしても施工品質にバラつきが出てしまいます。
積水化学の「ヘッダー工法」では、ヘッダーから各水まわり設備(キッチン、洗面、トイレ)に給水給湯管を繋げていくので、継目がヘッダー部分の一点に集中し、メンテナンスが容易で給水量も安定します。もちろん、漏水のリスクも低減します。
また、エスロペックスは継手にワンタッチで施工できるため、職人さんの技量に左右されずに品質確保ができます。

上の写真が新規の給排水配管を施工した写真です。積水化学のエスロペックスを、キッチン、お風呂場、洗面所、トイレ等それぞれに繋げて行きます。青色は給水管、オレンジ色は給湯管です。
積水化学のマルリノはサビや漏水のリスクの少ない、材料・工法・工事の3つの品質が揃った給排水管工事で住み心地まで再生します。