リノベーション概要
都道府県 | 東京都 | 市町村 | 目黒区 |
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家族構成 | ご夫婦 | 築年数 | 42年 |
間取り(Before) | 3LDK | 間取り | 2LDK+WTC |
床面積 | 92㎡ | リノベーション費用(税抜) | 1,875万円 |
※リノベーション費用には家具やインテリアの費用は含まれていません。
リノベーションのビフォーアフター
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リノベーションのポイント
お客様のリノベーションへのご要望
1.絨毯をフローリングにしたい
2.キッチンをもっと明るい場所に
3.土間のように広い玄関にしたい
4.廊下を減らして回遊性のある間取りに
5.洗面やお風呂を広く快適にしたい
3種類の無垢床を貼り分けた優雅な木の空間
リビングの床には無節の杉、連続する主寝室には節のある杉、そして玄関ホールや居室にはカバザクラの床を採用。空間によって異なる樹種を使いながらも、回遊性をもたせたオープンな間取りにすることで、一体感のある空間に仕上がりました。お部屋の用途やデザインに合わせて、採光性のある木の引戸や、木の下がり天井を使った間接照明を採用するなど、随所に木のぬくもりを感じさせる優雅で落ち着きのある空間です。
下がり天井から光が拡がる小上がりスペース
リビング横の窓を生かしてつくられた小上がりのスペース。木の下がり天井に間接照明を設えることで空間にアクセントが生まれ、広がりを感じさせます。腰掛けスペースの下は収納に使えるので、リビングまわりがすっきり。和室のように畳仕上げにせず置き畳を使うことで、インテリアに合わせて色柄を変えたり、将来のレイアウト変更にも対応できるようにしています。
白と紺色のコントラストがさわやかな明るいキッチン
奥様いちばんのご要望だった広く明るいキッチン。以前は奥まった場所で壁に向かってキッチンが設置されていたため、暗い印象だったそうです。水まわりを移動させる制約もマルリノのスケルトンリノベーションでクリアし、リビングダイニングに向き合うオープンなキッチンに変身。通路幅もゆったりと広いので調理作業がしやすく、ロールスクリーンですっきり隠せる壁面収納を備えているので、保存品の片付けやお掃除もラクに行えます。
どちらにも上がれる玄関と多目的な玄関ホール
玄関のドアからお部屋に入ったときに、左右どちらにも上がれるようにして、お部屋全体を回遊型に一新。広い土間のある玄関に憧れていたというご主人の希望が叶えられました。また、玄関に踏み台を置くことでお部屋から洗面所などへの移動もスムーズに。さらに玄関から上がった片側には居室へつながる広々としたホールを確保。居室に備えたウォークスルークローゼットにもアクセスできるので片付けもしやすく、多目的に使える空間です。
回遊型でアクセスしやすくなった居室
以前は玄関から廊下を回って、リビングを通り抜けて入っていた居室も、玄関からダイレクトにアクセスできるようになりました。採光性のある木の引き戸を開け放つと、玄関ホールとひとつながりの開放的な空間に。書斎として使用するだけではなく、広さを生かしてちょっとしたトレーニングスペースとしても使用できるように、足元の床は、杉よりも堅さのあるカバザクラを選ばれました。
二部屋分のスペースを使った風格のある主寝室
もともと二部屋に分かれていた居室をひとつにした、ゆったりとした広さの主寝室。大型のベッドを置いてもまだ充分にスペースの余裕があります。さらに天井まで高さがあり、ドレッサーも備えた大型の壁面収納を造作で設えました。リビングとは異なり、ここでは節のある杉の無垢床を採用。空間にゆとりがあるため、将来レイアウトを変えたくなったときでも自在に対応できます。
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リノベーションでのお客様の声
リノベーションのきっかけを教えてください
もともとは、両親が購入したマンションなんですが、ここには階段しかないので両親がひとつ下の部屋に移り住むことになりました。それでこの部屋が空室になるので「どうしよう」って、両親も私たちもしばらく考えていたんですけど、いろいろ相談して私たちが住むことに決めました。でも、築30年以上経っていて、設備や間取りは購入時のままだったので、住むのであればきれいにしたいと思ったことがきっかけですね。あとは、両親が二階の部屋をきれいにリフォームしたので、新築のようになるのであればいいなぁと思って、リノベーションすることにしました。
リノベーションでこだわられた点を教えてください
床が絨毯だったので埃が気になるのと、間取りが住みづらそうなので、回遊性のある間取りにしたいと思いました。以前はリビングから廊下をぐるっと回って玄関まで移動していたんですけど、無駄なスペースがなくなって、家の広さを実感できますし、隅々まで使えている感じがありますね。古いマンションでもこれだけ生まれ変わるんだなあって。以前、下の階に水漏れしたことがあり、水道なども劣化しているだろうと思っていたので、見えないところも全部きれいにしたいと思っていました。せっかくきれいにするのだから、長く住みたいので。だから、スケルトンの状態のときに土台の部分を見せてもらって、「あと50年くらいは大丈夫」と説明してもらえたのは安心でした。あとは杉の床ですね。ここは最上階で古いマンションなので、天井に断熱材を入れて、床に杉を入れるとドアが低くなってしまう。でもそれを加味しても、杉がいいと思っていました。
リノベーションで暮らしはどう変わられましたか
断熱をして冬は本当に過ごしやすくなりました。オープンな間取りで広くなったのに、エアコンは一台しか使わなかったです。以前、二階建ての家に住んでいたときに一階で寝ていると冬の夜がとても寒かったので、今回のリノベーションでは床暖房を付けようと思っていたんです。でも、「必要ありません」ってマルリノさんに言われて。最初は不安だったんですけど、付けなくて正解でした。使っていた羽毛布団が暑くなってしまって、薄い布団に切り替えるぐらいあったかいですね。今までは朝起きた瞬間に暖房をつけなきゃという感じだったんですが、今はエアコンを点けなくても、前日のあたたかみが残っているので、朝起きるのが楽になりましたね。