リノベーションのヒントあるとうれしい「パソコンコーナー」
あるとうれしい「パソコンコーナー」
今や暮らしの必須アイテムとなったパソコンですが、周辺機器や配線コードなどで置き場所に困ることも。使い勝手の良い「パソコンコーナー 」があると、室内がすっきり片付き、作業効率のアップにもつながります。
置き場所を決めてプランニング
通勤の便利さが気に入って購入したマンションは、部屋が細かく分かれた標準的な3LDKの間取り。現在のご夫婦のライフスタイルに合った住まいに一新すべく、全面的なリノベーションに踏み切られました。
悩みのタネのひとつだったのが、「どこに置いたらいいのかわからない」というノートパソコン。以前の間取りでは無線LANが届かない場所があり、寝室ではインターネットが使えなかったそうです。
リノベーション後は、使い勝手の悪かった和室を取り払い、リビングとつなげてオープンで広々としたリビング・ダイニングに一新。その一角にご夫婦共用のパソコンコーナーを設けて、ノートパソコンの定位置としました。無線LANのルーターも置き、それに合わせてコンセントの位置をセンチ単位で指定。当初からパソコン環境に配慮したプランニングにより、今では無線が家中どこにでも届くようになりました。さらにPCデスクにぴったり合わせて、扉付きの造作収納を設置。見られたくないものや散らかりがちな書類なども、すっきり隠すことができます。
こうした小さな工夫に対応できるのもリノベーションならでは。以前よりもずっとパソコンが使いやすい便利な住まいになりました。
こんな場所をパソコンの定位置に
●極端な高温・低温を避ける
精密機器であるパソコンにとって、極端な高温や低温は大敵です。温度は約5〜35度くらいがキープできる室内で、直射日光が当たる場所は避けましょう。
●風通しが良い
パソコン自体も使っているうちに熱を発し、内部の温度が上がりすぎると故障の原因になります。パソコンの排熱機能を妨げないよう、風通しの良い場所で、壁などとの間隔は10cm以上離して置くようにします。
●ホコリから守る
パソコン本体を床に置くと、ホコリが内部に溜まりやすくなります。通気性の面でも、デスクの上に置くのがベター。プリンターなどの周辺機器や書類などを用いて作業するなら、横長のカウンターテーブルが便利です。
●画面への映り込みを防ぐ
モニター画面に日光や照明などが映り込むと、作業の障害になったり、疲れ目の原因になったりすることも。映り込みのない向きや配置を工夫したり、モニターに保護フィルムを貼るなどして対策を。
パソコンを使う頻度や用途によって、レイアウトは変わってきます。リノベーションの設計時に置き場所を決めておくと、より自分に合った快適なパソコンコーナーが実現できますよ。
◆この他にも、リノベーションに成功されたお客様の実例を事例集で紹介しています。