リノベーションのヒント段差をなくすバリアフリーリノベ

段差をなくすバリアフリーリノベ



ライフステージに応じて、住まいに求める機能性や安全性も異なってきます。今のマンションで、これからも安心・快適に住み続けていくには、バリアフリーの視点から住まいを見直すことも大切です。



将来に備えて、水まわりの段差を解消



約20年前に購入され、「リノベーションはまだまだ遠い未来の話」と思われていた50代のご夫婦。ご自分たちの年齢も考えて、将来を見据えたフルリノベーションを選択されました。



課題の一つが、キッチンや風呂、トイレなどの水まわりにあった20cmもの段差をなくすこと。よく足の指をぶつけて痛い思いをされてきたそうですが、高齢になると思わぬ事故やケガを招くおそれがあります。ドアの敷居などの小さな段差であっても、転倒につながるので注意が必要です。



リノベーションでは、不安を感じておられた水まわりの段差を解消してフラットなフロアに。2LDKの間取りを広々とした1LDKに一新し、寝室やトイレの扉は開閉のしやすい引き戸にチェンジしました。それぞれの空間にゆとりを持たせたとこで、年齢を重ねても住まい全体の移動がよりスムーズになりました。また、床には肌触りが温かく、滑りにくい杉無垢フローリングを採用。断熱性能の向上によって住まいの温度差も解消され、健康面での不安も解消されました。





バリアフリーのチェックポイント



●段差の解消



転倒事故はわずかな段差でも発生します。フロアを滑りにくい床材に変えることもポイントです。



●ドアは引き戸に



開くタイプのドアは、少しの動作と力で開け閉めができる引き戸にチェンジを。



●手すりの設置



玄関や浴室、トイレなどに設置し、座る、立つといった動作をサポートします。利き手や筋力の低下などにも配慮して、両側に設置するのがベター。



●ゆとりのある空間



車いすの移動には85cm以上の幅が必要とされており、通路や扉などはその広さを確保。方向転換するスペースも必要なので、それぞれの空間にゆとりを持たせることも大切です。



●温度差の解消



極端な温度差は心臓に負担をかけ、ヒートショックなどの健康トラブルにつながることもあります。





将来を見据えたバリアフリーリノベは、不安の解消だけではなく、これからの人生をどう過ごしていきたいかを考えるきっかけにもなります。住まいを一新して、より豊かで充実したセカンドライフを!



◆この他にも、リノベーションに成功されたお客様の実例を事例集で紹介しています。



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