リノベーションのヒント成長を見守れる子供部屋

成長を見守れる子供部屋



子供は日々、心も体もめまぐるしく変化していきます。成長に従って、住まいの課題となるのが「子供部屋」。間取りや動線などの工夫によって、子供のプライバシーを尊重しながら家族とのつながりも感じられる空間が実現できます。



家族が過ごすリビングに子供部屋を併設



思春期を迎えた息子さんに子供部屋を作ってあげたいと、築32年のマンションのフルリノベーションを計画されたご夫婦。最もこだわられたのは、「子供部屋の場所」でした。成長された息子さんとは家での会話が少なくなりがちで、「せめて、顔を見る機会をしっかり持ちたい」というのがその理由。奥様が望まれたのは、子供に干渉しないまでも「必ず顔だけは見ることができる」「子供の変化に気が付ける」住まいでした。



そこで、子供部屋はリビングの隣に配置して、出入りする時はリビングを通り抜ける動線に。息子さんが自分の部屋へ行き来するごとに、必ず家族と顔を合わせる間取りにチェンジしました。



そして息子さんのプライベート空間である子供部屋は、これからの成長を考えてゆとりの空間を確保。天井の近くに設けた小窓からは、リビングで過ごす家族の気配も伝わります。息子さんの自立心を尊重しつつ、親との言葉によらないコミュニケーションを可能にするちょっとしたアイデアです。



リノベーション時に施した断熱の効果によって、夏や冬でも子供部屋は快適な室温をキープ。近くに幹線道路が走っているにもかかわらず、室内は静かで心置きなく勉強に集中できるのも嬉しいポイントです。





子供部屋づくりのポイント



●タイミング



教科書などの自分の持ち物が増え、着替えや寝起き、学校に行く準備などが一人でできるようになる頃が目安のひとつ。思春期を迎えると、親から距離をおき、自分だけの時間や空間が欲しいと感じるようになります。



●場所



玄関から子供部屋に直行できるような間取りは、家族と顔を合わせる機会が少なくなりがち。子供が孤立しないよう、リビングやダイニングなどに近い間取りで、常に家族のいる空間を通り抜けるような動線がオススメです。



●広さ、収納など



成長につれてハンガーに吊るす服が増え、収納の高さも異なってきます。収納量も多くなってくることから、モノの変化に柔軟に対応できるような広さや収納スペースを計画することもポイントです。





子供部屋をつくることは、子供にとっても親にとっても新たな生活のスタート。子供さんの意見や希望も取り入れながら、お互いがワクワクするような空間にしたいものですね。



◆この他にも、リノベーションに成功されたお客様の実例を事例集で紹介しています。



▼マルリノの事例集の請求はこちらから


お問い合わせ

リノベーションに関する
お悩み・ご相談・資料請求はこちらから

フリーダイヤルでのお問い合わせは
0120-999-130

(※受付時間 9:00~17:30 定休日:水・日・祝日)

マルリノの実際の施工事例をもっと見たい方は