リノベーションのヒント子育て家族に「わんぱく動線」を
子育て家族に「わんぱく動線」を
子供は大きくなるにつれて、行動範囲も広がっていきます。屋外での活動が増えると、泥んこで帰宅してくることも。健やかな成長と家事の軽減につながる「わんぱく動線」を住まいに取り入れてみませんか。
シューズクローゼットからお風呂に直行!
夏はヨット、冬はスキーなど、アウトドアライフを満喫されているご主人。小学生4年生のご長男も、山へ海へと飛び出す活発なスポーツ少年に成長されました。そのため、泥だらけで帰ってくることが多く、海で遊んだ時は潮のニオイも奥様の悩みのタネでした。
思春期を迎えたご長男のため、子供部屋を作ってあげたいと思われたのがリノベーションのきっかけ。この機会に、住まい全体の動線を一新することを決断されました。
玄関横にはたっぷりサイズのシューズクローゼットを設置し、家族3人の靴やお子様用の遊び道具なども余裕で収納。そして、右側の引き戸を開けると洗面・バスルームにつながっています。この「わんぱく動線」によって、ご主人やお子様が山や海から帰ってきたら、そのままお風呂やランドリーに直行!廊下やリビングなどを通らないので、室内に汚れを持ち込む不安がなくなり、掃除の手間やストレスの軽減にもつながりました。さらに洗面室・脱衣所はスペースたっぷりなので、育ち盛りのお子様にも大活躍。ご主人とご長男はめいいっぱいアウトドアライフを楽しみ、奥様は「安心」して子育てのできる住まいが実現しました。
「わんぱく動線」のポイント
●玄関スペースが広い
ベビーカーに乗せたり、子供の靴を脱がせたり、外出や帰宅した時は何かと手間がかかるもの。玄関スペースにゆとりがあると、これらの動作を快適に行うことができます。
●玄関にシューズクローク
靴だけではなく、ベビーカーや泥のついた遊具など室内に持ち込みたくないものも収納。靴のまま入れるシューズインクロークなら、モノの出し入れもよりスムーズです。
●玄関から洗面室・バスルームが近い
砂や泥などをすぐに落とすことで、汚れの侵入をシャットアウト。帰宅後の手洗いやうがいなどの習慣づけにも役立ちます。
子供がのびのびと健やかに成長するには、パパやママも笑顔で心地よく暮らせる環境が大切。一緒の時間を楽しむ空間を作ったり、家事の負担を軽減したりすることも、子育てに優しい住まいのポイントですよ。
◆この他にも、リノベーションに成功されたお客様の実例を事例集で紹介しています。