リノベーションのヒントプライベートとパブリック2つの動線

プライベートとパブリック2つの動線



ゲストを招いた時、来客が気になって家族はトイレやお風呂が使いにくい-。それはプライベートとパブリックの動線が交錯しているせいかも?2つの動線を上手に整理することも、機能的で快適な住まいを作る重要なポイントです。



ウォークスルークローゼットを家族の動線に



築32年のマンションは、購入時から断熱性が不十分で熱がこもりやすい状態。住み心地に不満を感じておられたご夫婦は、快適な子育て環境と暮らしを実現するため、間取りや室内動線を一新するフルリノベーションを選択されました。



そのポイントのひとつが、プライベートとパブリックの2つの動線。まず、プライベートの動線となったのが、ご夫婦の寝室とリビングダイニングの間に設えたウォークスルークローゼット。ドア・間仕切りなしで通り抜けられるため、ウォークスルークローゼットを介して寝室とリビングが一直線で行き来ができるようになりました。



そして、パブリックの動線は玄関からリビングをつなぐ廊下。生活感の出やすい部分はウォークスルークローゼットに集中しているので、常にスッキリした空間がキープでき、ゲストを招いても安心です。



2つの動線ができたことで、朝の出勤・登校時は家族全員が家じゅうを動き回っても、すれ違ったり、ぶつかったりすることが格段に減少。奥様はご近所の友人を招いて、ホームパーティーをする機会も増えたそうです。



また、ウォークスルークローゼットが風の通り道にもなり、風通しの課題もクリア。断熱性能の向上は自由な空間設計を可能する利点もあり、そのメリットを存分に生かして機能的で快適な住まいを実現されました。





こんな動線にも注目を



●家事動線



洗濯や掃除、調理といった毎日の家事の効率を左右する重要な動線。それぞれの場所への移動をなるべく短く、シンプルにするのがポイントです。



●通勤動線



起きてから、仕事や学校に出かけるまでの動線。家族みんなが、寝室からダイニングやキッチン、洗面所、玄関までスムーズに移動でき、効率よく出かける準備ができるか考えながら計画を。



●衛生動線



トイレやバスルームは、音や衛生面、出入りなどに配慮が必要。特にゲストが来ている時、家族が気兼ねなく使えるような動線がベターです。





これらの動線がぶつかることなく、お互いの移動の邪魔にならないよう計画していくことが大切です。動線の計画が不十分だと、無駄な動きが多くなって、暮らしにくい住まいになることも。1日の家族の動きを思い浮かべながら、プランニングしてみましょう。



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