リノベーションのヒント一室多灯の暮らしのススメ

一室多灯の暮らしのススメ



照明には、室内を明るくする実用面だけではなく、空間に豊かな表情を与える効果もあります。照明の種類や使い方を工夫して、大人にふさわしいくつろぎの住まいを演出しませんか。



ダウンライトと間接照明で空間を演出



築32年の4LDKを、広々とした1LDKにリノベーションされたご夫婦。白を基調に無垢フローリングやデザインタイルなどを取り入れたスタイリッシュな空間には、若いご夫婦らしいハイセンスな感性が光ります。



住まいが最上階のため、リビングダイニングは大きな窓から光が注ぎ込み、明るく開放的な雰囲気。メイン照明にはダウンライトを用いて、天井部分の空間をスッキリと。さらに壁面上部には間接照明を仕込み、天井を照らして目線を上に誘導。照明によって奥行きや高さが強調され、空間がより広々と感じられます。



夜になると、それぞれの明かりが作り出す陰影が白い壁面に映え、住まいの表情もガラリとチェンジ。奥様お気に入りのリトグラフがスポットライトで浮かび上がり、落ち着いた大人の時間を演出しています。また、2つの部屋をまとめたゆとりの寝室は、間接照明の優しい明かりで心地よい眠りを。メイン照明と間接照明を切り替えることで、空間の印象や機能性も変幻自在に楽しむことができます。



昼間は活動的なリフレッシュ空間、夜はリラックスできる憩いの場に-。オンとオフのメリハリを大切にしたいというご夫婦のこだわりが、照明の使い方にも表れています。





照明プランの基礎知識



●住まい全体を照らす明かり



部屋全体の明るさをバランスよく確保するための照明。天井に直接取り付ける「シーリングライト」、天井から吊り下げる「シャンデリア」「ペンダントライト」、天井などに埋め込む「ダウンライト」などがあります。



●雰囲気を演出する明かり



光を壁や天井などに当て、その反射光を利用した「間接照明」は落ち着きを感じさせる優しい光が特徴。床に置く「フロアライト」、壁に付ける「ブランケット」などがあり、空間の雰囲気作りや、広がり・奥行きを与える効果があります。



●見せたい・見たいものを強調する明かり



お気に入りの雑貨やアート、グリーンなどに光を当てて対象物を強調します。ニッチや壁面に設置すると、ギャラリーのような演出が可能。ワーキングスペースの上に配置すると作業にも便利です。





一つの部屋に一つ照明の「一室一灯」は、空間が均一に照らされるため単調な印象になりがち。メイン照明や間接照明といった複数の照明器具を組み合わせる「一室多灯」でプランニングすると、住まいの雰囲気を大きく変えることができます。



◆この他にも、リノベーションに成功されたお客様の実例を事例集で紹介しています。



▼マルリノの事例集の請求はこちらから


お問い合わせ

リノベーションに関する
お悩み・ご相談・資料請求はこちらから

フリーダイヤルでのお問い合わせは
0120-999-130

(※受付時間 9:00~17:30 定休日:水・日・祝日)

マルリノの実際の施工事例をもっと見たい方は